Higashikurume House
東久留米の家

敷地は東京郊外の農地が徐々に宅地に転用されている新興住宅地に位置する。それ故、敷地の西隣には畑が広がり奥には武蔵野の雑木林も見通せる。そこで、この畑の持つ空間の質を、敷地内に取り込んで、生活の一部にすることを目指した。畑側と、その反対側に、それぞれ庭を造り、その中心に擬似的な外部空間としてのトップライトを持つダイニングを配し、全ての諸室は擬似的な外部に連なる空間構成としている。